
元新日本プロレス取締役企画宣伝部長永島勝司氏のプロレス業界でのあだ名である。
いつからプロレス業界で永島さんの代名詞となったのだろうか?
業界にその名を広めてしまったのはもしかしたら私かもしれない。
あれは確か十年前の秋の東京ドーム大会直前に突然佐々木健介さんが新日本プロレスを退団する記者会見が行われた時に、その黒幕と思われた永島さんに対して怒りから「あのごま塩オヤジの仕業だなぁ」と私はマスコミに叫んでしまった。
その言葉を面白がったマスコミやファンがそれ以降永島さんの代名詞として使うようになったのだと思われる。
では、永島さんをごま塩と名付けたのは誰か?
それははっきりと覚えている。
これも今から十年前の春先の頃、長州力さんの新日本退団の記事がシリーズ中に某スポーツ紙にデカデカと出てしまった。
この新聞が出た日の試合前、マスコミに囲まれた私は、やはり背後の黒幕に永島さんを見ていた。
その黒幕に対し、「後ろにいる黒幕というか、白髪の影が匂いますねぇ。」と記事達に冗談っぽく話しました。
すると突然、「白髪の影じゃなくてごま塩の影でしょ。」と私に突っ込んだ記者がいました。
その記者こそ、当時週刊ゴング編集長だった金沢克彦氏であった。
その場にいた私や記者達が大爆笑したのは言うまでもなく、私などは金沢さんに座布団十枚あげても惜しくはないと思ってしまいました。
まあそんな紆余曲折があって永島勝司氏はごま塩と呼ばれるようになり今日に至るわけであります。
永島さんと最後に会ったのは、一昨年の四月辺りだったが、近年様々な仕事が上手くいかなかったり体調も病気がちのせいか、自慢のごま塩頭のごまの部分がすっかりなくなってしまい正真正銘の白髪になりつつあるようです。
ごまがあった頃の元気で血気盛んな永島さんを懐かしく思うのは私だけでしょうか?
シリーズ開幕戦の帰り道、バスの中にてふとそんなことを考えてしまいました。
























